古くは江戸時代、多くの飲み屋で「おでん かんざけ」という垂れ幕が掲げられていた時期もあったが、関東大震災の影響で一度は関東からおでんが消えた時期もあった。しかしその後は昆布と鰹節から出汁をとり、濃口醤油でシンプルな味わいで、ちくわぶや牛スジを煮込むおでんが再び関東の主流となり、現在まで脈々と受け継がれている。つまり「東京おでん」とは古くから東京の飲み屋で親しまれてきた味のこと。世界最大の魚河岸築地があることから、練り物が多く入っているなど諸説あるが、レイテンではその歴史を踏襲しながら、現代にマッチさせた透明感のある出汁がつくり出す「東京おでん」にたどり着きました。我々はこの東京おでんをより多くの方に親しんで欲しいと考えています。レイテンは「東京おでん」提唱のお店として、東京おでんの認知貢献とさらなる進化に努めます。
昆布と鰹節を基本の出汁をアレンジした、シンプルで塩分よりも旨味を重視した味わいは、タネを長時間煮込むことで味わいが増します。レイテンでは、築地で仕入れる昆布と鰹節を使って、素材の味わいを邪魔しないシンプルな味わいに仕上げています。
ちくわぶ・牛スジのほか、築地があるため練り物を多く入れるのが特徴。寒い冬でも熱々の状態を保つ練り物は味も染みており、日本酒との相性もバッチリです。
味が主張しすぎないREITENのおでんは、日本酒との相性が抜群です。日本酒も上質なものを揃えておりますし、冷酒・燗酒に適した日本酒など、スタッフにお好みをお伝えいただければ、お客様の好みにあったものをご提供させていただきます。ぜひ、おでんと日本酒の正統派の組み合わせを再確認してみてください。
おでんの出汁の決め手鰹節。削りたてで風味が豊かです。
レイテンの新鮮な生タコはここ!プリプリでうまいんですよね。